2019年6月5日水曜日

2019年6月5日 田んぼの栽培 気づいたこと 来年のために

ジャンボタニシ
田んぼは均平でなければならない。
水をすぐ入れて、すぐ抜いてという作業があるので、均平でないとうまくいかない。
水を抜いたときに田んぼの数カ所に水が少したまっている程度の均平まですれば、水を抜いたあと、そこにタニシが集まるので取りやすい。タニシを集めることを前提にすれば、畦の脇をタニシのために掘るよりも、時間をタニシ集めに費やしたほうがいいのではないかと思う。どのみち、水がたまっているところに行って集めれば良い。掘っている時間をタニシ集めに費やしたほうが稲が食べられるかどうかということにおいては効果がおおきいと思う。

代かき 草が少し見える程度に代かきをし(ロータリーがけが深すぎると草を下の方まで練り込むので表面に出にくくなってしまう)、田植え後に半日くらい水を張っても大丈夫なようにする。タニシには草を食べてもらう。

田植え 田植え後は一度半日くらい水を張って稲の根付きをよくする。水は朝入れたら夕方には抜いて夜は水がたまってないようにする。
特に田植え直後は2、3日に一度くらい、これを繰り返し、稲の根付きを良くする。

草が生えて来たら、早朝に水を入れて、夜には抜くということを繰り返す。一晩水がたまった状態で置くと稲が食べられてしまう。タニシが草だけ食べるようにする。それには水がたまっている状態は昼間だけにする。

稲は30日育苗が目安だが、根の老化がないかぎりできるだけ大きくしてタニシに食べられないようにする。

種まき後、苗箱を苗床に置くときに細心の注意を払って土と箱の間に空間がないように置く。軽く代かきをして土が固まらないうちに置く。
苗箱を置く圃場は完全な均平にしなければいけない。冬場もしくは春先の仕事。直前ではでききれない。

エンジン付き除草機による除草は水がたまってないとほとんど意味がない。光合成細菌による窒素固定は水があって初めて成り立つ(?)ので、できる限り土の表面は乾かないようにする。固定された窒素を除草機で攪拌するが、水がないと攪拌もできない。だから乾いているところをやっても意味がないので、必ず水を張っているときにするし、生育初期に土が硬くなるほどの期間水を入れないというのは問題。

ジャンボタニシの卵は仕方ないが潰す必要がある。
ジャンボタニシを集める時は大きなものから集める。大きなタニシがどんどん食べていく。ただ、ジャンボタニシは草を食べてくれるので、感謝を忘れてはならない。

田んぼの排水口は水を入れて、抜いて、という作業ができるように設定する。だから一番低い位置は田んぼの土の面よりも少し低くする。15センチくらい高さ調節ができるように作る。田んぼの排水口がうまく機能するためにも田んぼの均平は絶対にやっておかないといけない。

畦は草が多いとジャンボタニシが卵を隠して産むのに最適な場所になってしまうので、できれば水辺はシャベルでほぼ垂直に切っておいたほうがいい。これも春先の作業。

株間除草をする際に、株間が18センチとか狭いと手数が増えて時間と手間が余計にかかるし、大変なのでやる気も削がれる。株間が狭い時は手除草など、株間除草をしないように除草計画をたてないといけない。

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